まゆげおねいさんの迷走

音大生の自己満ブログ。音楽と日常とジャニーズについて書いてます。

嫌われる理由

まず本題と全く関係のない最近の悩みを置いとく。

その日の夜に本番があって集中しなくてはいけないとしても、その日の朝は来週のための準備に取り組まなきゃいけないということが、この頃私にはよくある。高校生のときにはそんなことはなかった。結果、その日のことが気になり、その先の準備は上の空で集中できずに、どっちつかずの中途半端になってしまう。






私は嫌われている、と思っている。

嫌われる第一の理由に、人格が定まらないところだと思ってる。

その日の気分や、話す相手、人数などで自分の出方をコロコロ変えてしまうのだ。こればっかりは無意識なので直らないが、信用が低くなるポイントだと思う。


 

しかし嫌われてる、嫌われてるとばっかり思ってきて、見落としていた点がある。自分が周りを嫌っているということだ。


高校生のときは、大学生になったら同じことに取り組む話の合う友達、悩みを相談したら理解してくれて高め合えるお友達ばかり出来るのだろうと思っていたが、そんなことはない。むしろ、同じことに取り組んでいるからこそ、わずかな差が際立ち、気の合う人を見つけるのは難しい。

私は、ピアノを弾くのは勉強するのとは違って、協力して出来ることではないと思うので、周りは全員ライバルだと思っている。その精神もあいまってか、まさか友達に悩みを相談しようなんて気にはさらさらならない。自分が培ってきたやり方があるのに、他の人の話を聞いて気が抜けたら嫌なので他の人の話は聞かない、と思っていたが、よく考えるとこの姿勢は随分と友達を下にみている。



何より私は、1人1人は好きだけど音大生というブランドが好きなわけではない。

会話が誰門下?に始まり、あの先生はこうだ、あの人は誰門下だ…先生のコンサートのチケット売らなきゃいけないんだよね〜というのもいまだに不自然に感じる。基本的にコネで仕事が来るので、重要な人にはいい顔をしとかなきゃいけないし、室内楽を組みたい、伴奏をしたい人はそれ目的という勢いで他の専攻の友達を作りにいく。コンサートの休憩時間のロビーは社交場になる。



そういうのが全て、面倒くさいのだ。高校のときは休み時間に廊下に出て、違うクラスの友達とすれ違うときに手を振るのが楽しかった。今はそんなことはない。すれ違うときの挨拶や無意味な薄っぺらい会話が面倒で、なるべく目を合わせないよう下を向いている。人と喋る時間を持つつもりが無いのでiPodや本を持ち歩き、空いた時間は1人で過ごす気満々である。私はどうしてしまったんだろう。