まゆげおねいさんの迷走

音大生の自己満ブログ。音楽と日常とジャニーズについて書いてます。

セクシーゾーン論、アイドル論

セクシーゾーンは若くしてデビューした故、他のグループに比べて特に、成長・変化から逃れられない。しかしもちろん、どのアイドルグループも少しずつ変化していく。それは良いことでもあり悪いことでもある。当たり前だ。誰だって歳をとっていく。髪型が変わる。体型が変わる。しかし私の言いたいセクシーゾーンの宿命である”変化”はそういうものだけではない。というのは、”人間としての変化”が著しいはずだと、私は思うのである。特に年下のマリウスを例に出すと、デビュー時、いや、今も、一般的には人格が定まらないような若さである。

若くしてデビューさせるのは大きな賭けを伴うものである。例えばハリーポッターの配役の抜擢など、きっと難しかっただろう。あれは長いシリーズものであり、役者たちは皆大人になっていく。ハリーポッター役の子はパッとしない感じに成長したね、という意見はよく聞く。ハーマイオニーはいささか美しすぎる。まだ小さな子を選ぶのはそういう意味では特に難しい。

しかしジャニー喜多川という人物は幼い男の子を見てその子の10年後の顔が見えるという逸話がある。セクシーゾーンは確かに美形に育っている。私の個人的な意見としては菊池の猫背感がもたらすおじさん臭さがなんとも許せないが、まぁそれは置いておく。

人間として成長し、変化していったとき、5人はずっとバランスを保っていられるのだろうか?マリウスはインタビューで、将来はステージを作る側の仕事もしてみたいと話していたし、いつまでもかわいいマリウスじゃいられない…いたいんだけどね。と答えているのにはドキッとさせられる。確かに、いくらマリウスといえども、一生かわいがられるだけの人生ではない。私たちが今みているマリウスというのは、いつかいなくなってしまうのかもしれない。

キスマイなどに比べると、やはりキスマイはそういう意味では安定していてからのデビューである。例えば先ほどのマリウスと比べて、今の北山はいつかいなくなってしまうかも…という心配はあまりない。彼は29歳、地盤はある程度固まっている。


セクシーゾーンにはある種のハラハラさを常に感じざるを得ない。最近は菊池の暴走が止まらない。私は彼には賛同しかねる。しかし彼にも、若くしてデビューして、何年かやってきて、思うことがあるのだろう。それが何なのかはわからないが、そういう意味でセクシーゾーンにハラハラするのである。セクシーゾーンというのは色々な意味で賭けである。本気でセクシーゾーンが好きな人たちにとっては今の時期は辛くて仕方ないはずだ。しかし、だからこそ目が離せないのがセクシーゾーンなのだろう。