まゆげおねいさんの迷走

音大生の自己満ブログ。音楽と日常とジャニーズについて書いてます。

コンプレックス

今日、同じ大学の同じ学年の女の子の演奏を聴いたんだけどすごく良かった。

同年代の演奏聴いても、うまいなーと思っても、それは単なる勉強っていうか、音楽的な技術として勉強してるだけって感じで、大学生にしては上手いなってだけなんだけど、今日の子はそういうの超越して、ピアニストとして聴けた。学生でもそういう演奏ができる人がいるのか!と、なんか勇気もらった。絶対に無理なんだなと思ってた。歳重ねるだけでも偉いと思ってた。



と同時に、ほんとに自分はこの大学に来てよかったなーと思った。色んな音大があって色んなカラーがあるけど、やっぱりうちの大学が好きだな。




奇を衒ったりしなくて、自然に弾いているだけなのに、その人の内にある熱いものとか思想がにじんでる演奏は素敵だなー。特に熱くなく冷めてるけどコーティングだけ綺麗にしてくる人とか、聴いてて腹立っちゃう。だからといって俺は熱いぜー!ってやられても引く。裏に回って自分は主張せずに弾いてるつもりなんだけどにじみでちゃってる感じが好きだな。

やっぱり熱いものは無きゃあかんと思う。動機みたいなもの。爆弾みたいなもの抱えて弾かなきゃだめだと思う





話は変わって最近思うこと、コンプレックスについて。


例えば私がピアノの練習してる間に他の人はもっと色んな体験してるとか。私が1人でいる間に皆は友達といるとか。私は皆より楽しい思いしないで生きてるって本当に思ってるし、何より1番のコンプレックスは貧乏。両親に失礼だけど…音大来たら思うじゃん。みんな当たり前に夏休みは何十万かけて海外へ。私ももう少しでお金溜まるけど、そのお金って将来利子つけて返さなきゃいけない奨学金でしかない。奨学金がなきゃ学校すら行けてないし限度の最高額を借り入れてるわけ

そりゃお金なくて損したり経験できなかったりしたこといっぱいあるけど、なんかそれをウジウジ言うのは違うのかなってやっと、本当に心から思えてきた。今までだってそうなんだろうなとは思ってたけど。

なんかそれが自分だなっていう。どうしようもないじゃん。変えれないし。佐々木希のようにメイクしたのと顔がマジで佐々木希になるんじゃ話違うじゃん。顔がマジで佐々木希になったらそれってもう私じゃないじゃん。なんかそういう意味。


それに、お金無いし、友達と過ごす時間短いし、楽しい思いしてる時間も少ないかもだけど、そのぶん私は記憶力がめちゃくちゃ良くて、なんでかって、ひとつひとつ大事にしてるからだと思う。適当な思い出なんて無いっす。質のいいものばっかりで密度高い。だから他人よりenjoy度が劣るとかそんなことないんだなって思った。ヘラヘラ楽しんでる人よりたまに大切に楽しむ私のほうが私は気に入ってる。


そもそもそういう、思い出とかコンプレックスとかお金とかを、他人と比べて落ち込むなんて意味が無い。他人になったことがないんだから比べるなんて無理。なんの基準で比べんの。もし比べたとしてもそれを抱える個人が違うんだから、同じもの持ったってどう思うか違うんだから。なんかもうちょっと卑屈になるのやめろよ自分。って感じ。


眠すぎて意味わからない、おやすみ〜